- フリーランスになるメリット
- 自己成長するための方法
- 少ない労力で稼ぐ方法
著者 やまもと りゅうけん 氏
- WEB/ITコンサルサービスを提供するワンダフルワイフ株式会社代表取締役。
- 新卒で東証一部上場企業にプログラマーとして就職
- 27歳でフリーランスエンジニアとして独立し、サイバーエージェント大阪支店等に勤務。
- 現在は日本最大規模の複業コミュニティ「人生逃げ切りサロン」を開設
- 3年間で参加者5000名超まで拡大させる。
サラリーマンは安定している、家庭を持っているからフリーランスは無理という概念が取り除かれる1冊でした。
会社という狭い世界で生きていると、今の現状が当たり前のように感じてしまいますが、実は自然と「搾取される側」になってしまっていることに、改めて気付かされました。
理系大学院卒
読書大好き年間100冊読む
サラリーマン歴15年
の筆者が、
ポイントを絞って、解説をします。
【5分要約】
「金持ちフリーランス貧乏サラリーマン」
本書では、4章までで構成されております。
サラリーマン歴15年の筆者が、サラリーマン目線でポイントを絞って、5分で読める解説をします。
サラリーマンは「最も理不尽な業務形態」である
仕事のできる中堅サラリーマンが最も損している
サラリーマンのメリットとしては次のことが挙げられます。
- 会社の看板を使える
- クビにならない
このメリットを享受できるのは、
会社のお金や人材を自在に動かせる「超上位層」か、
ただ会社にぶら下がるだけの「超下層サラリーマン」のみです。
「仕事のできる中堅サラリーマン」はメリットを享受できず、「超下層サラリーマン」の面倒まで見なければいけないのです。
サラリーマンは安定しているは間違い
サラリーマンでいる限りは、緩やかな下りのエスカレーターに乗り続けているようなものです。
主要先進国の中でこのように平均給与が上昇していないのは日本だけです。
コロナ禍の旅行業界のように、緊急事態が起こった場合、サラリーマンはやはり大きなあおりを受けます。
会社という「狭い世界」
同じような人と、同じような場所で、同じような日々を過ごすうちに、いつの間にかその日々が「世界のすべて」であるように錯覚してしまい、外部から新しい情報を取り入れなくても生きていけるような気分になってくるのです。
先輩たちや周りの同僚を見て、少々の理不尽さを抱えていても、受け入れて働くようになってしまいます。
「狭い世間」でのやりとりに満足しているとしたら、それは知らず知らずのうちに「搾取される側」の人間になっている危険信号なのです。
誰も言わない「お金持ち」の仕組み
資本主義は「お金」で評価される世界である
資本主義の中では、お金を求めない生き方の方が、不自然です。
日本人は、「お金のために頑張るのはけしからん」と謎の美学に縛られながら働いています。
お金が欲しいと素直に認め、そのために頑張ることが、資本主義の本質に沿った生き方です。
お金持ちには情報が集まる
お金持ち同士の情報交換には、リソース(人材、資本、影響力)などを分け合い、協業するメリットがあります。
魅力的な投資案件に取り組むためには、お金と人脈が必要となることから、貧乏人は必然的に蚊帳の外になってしまいます。
「サラリーマン、子育て中、小遣い3万円」からもフリーに転身可能
結婚して子供がいると、時間的にもお金にも制約が生まれます。
現在はオンラインサロン、noteなどのコンテンツ、YouTubeなどで情報を入れる手段がたくさんあります。
「お金がない」「時間がない」人にも、フリーランスに転じて一発逆転するチャンスがあります。
「貯金」ではなく「蓄財」に力を注ぐ
貯金をしても意味がない
ほとんどの人が、給与の中でいくら貯金ができるか考えます。
例えば、手取り20万円のうち3万円を貯金して、残りの17万円で生活しようと考えようとします。
手取りがそこまで多くない場合、貯金している場合ではありません。
本を読んだり、セミナーに参加して自分を高めて、もっと稼げるようになるべきです。
「貯金」と「蓄財」の違い
銀行口座にお金を預けているだけでは、「新たなお金」が生まれません。
「財を蓄える」という発想を持てば、読書やセミナー、人と会うといった自分への投資が決して無駄遣いではないことに気づきます。
3万円を自分に投資した場合、「3万円」というお金は無くなりますが、3万円分の知識は自分のものになります。
その知識は、3万円以上を生む原動力となります。
動画コンテンツで効果的に学ぶ方法
- 倍速で見る(もしくは聞く)
- 学ぶときの用途を切り分ける
「自分の学ぶべきもの」と「学ばなくて良いもの」を切り分けて考える。広く浅くでは無く、一点集中が大事。 - 「コスト感」を身につける
動画を見ている時間もコストが発生していることを認識する。
この方法で最短最速で知識を身につけることができます。
アウトプットの重要性
知識だけの人にならないために、学んだことをアウトプットするべきです。
学んだことを発信したり、実践したりしてアウトプットすることで、初めてインプットした情報に価値が出てきます。
アウトプット前提のインプットを続けることで、大きな収入や知識を得ることができ、「お金持ち」側の人間になることができる。
意図的にアウトプットの場を作りましょう。
人脈をアップデートする
自分の勉強の時間を作りつつ、「格上」の人たちと会う時間を増やすためには、「得るものの少ない人」と付き合う時間を減らしていく必要があります。
- 同窓会
- 職場の同僚
- OB会、OG会
自分が付き合いたくない人に、時間と労力を費やすのはやめましょう。
「雑音」はなるべく排除し、やるべきことに集中しましょう。
「少労所得」を増やす
「不労所得」ではなく、「少労所得」の方が現実に即していると筆者は考えており、
限りなく少ない労力で最大の利益を得る「少労所得」をいかに増やし続けるかという観点で話が進められています。
「商流」を上げて収入を増やす
「発注する側」に回ると、他人の時間を使って自分のお金を増やすことができます。
「金持ち父さん、貧乏父さん」(筑摩書房)では、働く人を4タイプに分類しています。
- ビジネスオーナー
- 投資家
- 労働者
- 自営業者
働き方が多様化している現在は、必ずしも一つに縛られるものではないと考えられます。
サラリーマンをしながら、副業でビジネスオーナーをしたり、
フリーランスをしながら、月々数百万円を投資に回している人もいるでしょう。
商流を少しづつ上げていくことを意識するだけで、「少労所得」はだんだん増えてきくのです。
時代に合わせて技能を身につける
一度身につけた知識や経験に満足すると、他のことに挑戦する意欲が失せてしまいます。
いつの間にか、「フットワークが重い状態」になってしまいます。
新しい技能にどんどんフォーカスして身につけることが重要です。
まずは「会社の力」を借りずに稼ぐ
すぐに、サラリーマンを辞める必要はありません。
プログラミング、動画編集、ウェブデザインなどスキルを身につけて、副業を始めるのが賢い始め方ですが、
技能を身につける時間が惜しい人は、サラリーマン時代に身につけた技能を武器に始めても良いでしょう。
口コミ
何も考えずにサラリーマンやってるだけではかなりヤバいと知らしめられます。
Amazonレビューより
まとまった金が無ければ株式投資ではなく自己投資、影響力が超重要。
商流を上げて小労所得を目指せ。
仕事に対する考えや生き方が変わるきっかけとなる良書。
表紙とタイトルのインパクトで購入しました。会社員が辛すぎて、いつかは独立したい気持ちだったけど、何からしたらいいかわからなかったので、これを読んでやるべきことがはっきりしました!動いたら必ず夢は叶う、と奮起しました!
Amazonレビューより
名前で勝手に期待してた私が悪かったのですが、内容は薄めでした。超初歩的な内容。
Amazonレビューより
- Amazonのレビューでは星3つ以上が約85%を超えるほど好評です。
- 内容が物足りないという意見も見られました。
まとめ
資本主義の現代社会において、金持ちの人はさらに金持ちになり、貧乏人はさらに貧乏になっていきます。
理不尽なサラリーマンを脱して、起業したり、フリーランスで成功するために、効率良く自己投資をして、人生の大逆転を目指しましょう!
要約では紹介できない有益な情報が数多く掲載してありますので、ぜひ手にとって一読ください。
asutaroでした。