- あなたの職場には、やたらと自分に対抗してきたり、足をひっぱってくる人いませんか?
- そんな人にどう対応して良いか分からず、ただストレスが貯まっている。
- 言い返して、さらに関係が悪化するなんてことも・・・
この本はこんな人にオススメです!
作者の田村耕太郎さんは、元政治家で、参議院議員を2期務めた方です。現在は、ベストセラー作家や地政学の講師として活躍されています。
- 「アホ」を相手にしない方法
- 「アホ」への対処法
サラリーマン歴15年の筆者が、ポイントを絞って、5分で読める
解説をします。
「アホ」ってどうゆう人?
本書で書かれている「アホ」な人とは、とにかくあなたの足を引っ張ってくる当たり屋のような人です。
そして、あなたに強い関心を持ち、どうにかして関わりを持ちたいとしている人でもあります。
こういう人に対して、あなたが「嫌いオーラ」を送っている場合、標的とされます。
どんな人が「アホ」と無駄な戦いするのか?
ついつい「アホ」と戦ってしまう可能性がある人の特徴としては
- 正義感が強い
物事を判断するときに善悪を最上位に置いている人。 - 自信にあふれる
「自分が正しい」「相手を論破できる」というような、色々な意味での自信がある人。 - 責任感が強い
組織のための正義感を強く持っている人。 - プライドが高い
プライドやメンツを重要視している人 - おせっかい
親切にもアホを是正しようという奇特な人。
- 正義感を持っていて、仕事に責任感を持ってる人は、一見カッコ良いけど、それ故に「アホ」に必要以上に反応してしまうんですね。
- 確かに私の職場にも、これに当てはまる人がいます。「アホ」は絶対見逃さないって感じがあります。
- 一度争いが起きると、余計に「アホ」を刺激して職場の雰囲気が悪くなるケースもありますね。
怒りの解消法は?
では、どうやったら「アホ」への怒りが解消されるのか?
本書の内容としては、
「アホ」が「なぜこのような行為をするのか?」と考えるうちに、自分が静かに落ち着いてくる。
そして、その理由がわかれば対策も見えてくるとしている。
それでも怒りがおさまらない場合、感情に任せて、怒りのメールを書くのも良いとしている。
ただし、送信は絶対NG!また、飲み会の席での悪口を言おうものなら、相手のところにまで届いてしまう可能性が高い。
- とにかく、感情的にならず、相手には怒りを見せないことが大事ということですね。
- 溜め込むことでストレスがかかりそうだけど、「紙に自分の思いを書き殴る」、「カラオケで大声を出す」、「体を動かす」などといった自分なりの発散方法で発散しましょう!
- 「アホ」に悪口や怒りの声が届いたら、かなり面倒なので要注意!
「アホ」を意のままに操る!
本書では、「アホ」への対処を次のように示している。
- 非難するな
相手にする必要は無く、敵では無く味方につけるようにする。 - 認めよ
認めてもらいたいから「アホ」をしている可能性が高い - 相手の欲しがるものを理解せよ
相手の立場に立って、何が欲しいか理解して、先手で与える。味方につけて、自分のために動くように仕向ける。
- これは、正直難易度が高いように思いました。
- 「アホ」を味方につけるという視点は無かったです。自分の場合は、極力関わらない様に、最大限に距離を置きます笑
- ただ、相手にもそれが伝わってしまっているような気がします。。
他人を気にしている暇はない!
本書に書かれていることを要約すると、人生の限られた時間でこんな人を相手にしてるのはもったいないと書かれています。
こういう悩んでいる時間自体、もったいない、このような人間に、時間を奪われること自体が時間のロスになっている。
世の中には「アホ」がいる現実を受け止めて、そんな人を相手にしては絶対いけない。
「アホ」は自分ではコントロール出来ないし、相手にしても何も得にならないことが書かれています。
自分でコントロールできる自分の将来のことを考える、レベルの高い人と交わり人間性を高めていくことの方が重要だと指摘しています。
- これを常に意識することで、「アホ」に立ち向かおうとは思わなくなりますね。
- 自分の将来のために、目標に向かって頑張ったり、好きなことを考える時間を増やしましょう。
- 人生の主役はあくまで自分ですからね!
口コミ
正義感の強い生真面目タイプの人ほど読んだ方がいいかも。人生の限られた時間でこんな人を相手にしてるのはもったいないと思うのも納得。まずは自分のために生きるべきだし、自分を引きずり下ろそうとする相手に振り回されないためにも読んでおくと良い本だと思う。
Amazonレビューより
日々仕事をしていると、「こいつアホだな」と腹が立つことは多い。しかしそこでカッとならずに上手くやりましょうよ、という本。
Amazonレビューより
自分に置き換えてみて、その怒りが実は勘違いだったり自分自身の見込み違いだったりすることもあり、後々になって「もっと上手くやっていれば違ったのかな」と思い返すことがたくさんありました。
アホを見下してスカッとする本ではなく、大きなことをやるにはそんなアホを利用しないといけないよということだと思います。
本の内容的には面白かったですが、
Amazonレビューより
「あほ」の定義が私にとって違いました。
本書の「あほ」とは権力を振りかざしたり傍若無人にふるまったりする人たち、
特に権力を武器に偉そうにする人をさしているようでした。
本当にどうしようもない「あほ」と仕事している私にとっては参考にはなりませんでした。
- Amazonのレビューでは星3つ以上が85%を占めるほど好評です。
- 本書が参考になったという意見が多いが、中には自分の置かれている「アホ」との関係性には当てはまらず参考にならなかったという意見もありました。
まとめ
働いていれば「アホ」と対峙することがありますが、この本の内容を思い出して、少しでもストレスが減れば幸いです。
自分の時間、楽しいと思えることを最優先して過ごしましょう!
asutaroでした。