- 話し方で好印象を得る方法
- コミュニケーションのテクニック
- 「得」する話し方について
こんな人にオススメの本です!
- スムーズに会話が進まない。
- 会話が途切れることが多い。
- 家庭での会話が少なくなった。
著者 五百田 達成 氏
- 作家・心理カウンセラー
- 「男女コミュニケーション」「きょうだい型性格分析」「ことばと伝え方とSNS」をテーマに執筆・講演
- 35万部を超える「察しない男 説明しない女」シリーズほか著書多数。
普段の生活やビジネスの場において、当たり前のようで、実は出来ていないことを、あらためて自分自身で確認することができました。
得するフレーズと損するフレーズを二つ並べて紹介しており、非常に読みやかったです。
話し方の入門書としては、ピッタリだと思います。
「得するフレーズ15選」も掲載されており、すぐに実践できて、とても有益でした。
・理系大学院卒
・読書大好き年間100冊読む
・サラリーマン歴15年
の筆者がポイントを絞って、5分で読める
解説をします。
【5分要約】
「話し方で損する人 得する人」
本書では、全44項目の「損」「得」2つの話し方が紹介されています。
10パターンを厳選して紹介したいと思います。
サラリーマン歴15年の筆者が、サラリーマン目線でポイントを絞って、5分で読める解説をします。
得する話し方厳選10パターン
①聞き役に徹する
- 得 相手が話しはじめたら「聞き役」に徹する
- 損 相手の話しをきっかけに自分の話しを始める
話したがりは、会話や会議の途中で、次に話そうとしていることを考えてしまいます。
そのため、相手の話しが頭に入ってきません。
いきなり、自分の言いたいことを話し始める人になってしまいます。
話しを聞いているだけで、「あの人とは話しがあう」、「話しやすい」という印象を持たれるようになります。
これは、ついやってしまいますね。
簡単そうに見えて、相手の話しを最後まできっちり聞くというのは、
難しいですよね。
②悩みを共有する
- 得 相手の悩みを「一緒に考えよう」と共有する
- 損 相手の悩みを「よくあることだよ」と片付ける
悩みを相談する人は、「共感」を求めています。
やってしまいがちなのが、「よくあることだよ」と片付けたり、「俺だって・・」と自分の話しを始めてしまうことです。
- アドバイスをする、問いただす
- 一緒に考える姿勢を見せる
③沈黙を怖がらない
- 得 沈黙を怖がらない
- 損 沈黙を埋めようと慌てる
無理に会話を繋ごうと質問を連発すると、
尋問のようになってしまい「余裕のない人」に見えてしまいます。
落ち着いてリラックスして話すことで、自分も相手も心地良い状況を作りましょう。
- 沈黙を埋めるための質問を連発
- リラックスを心がける
④じっくり話す
- 得 じっくり話して分かろうとする
- 損 わずかな情報で決めつける
見た目や属性だけで、その人の考え方や行動のタイプを決めつける人がいますが、
言われた人も、周りの人もいい印象は抱かないでしょう。
相手に興味を持って、じっくりコミュニケーションをとって、きちんと理解をしましょう。
自分もこれまでの経験から判断してしまうことが多いです。
しっかりとコミュニケーションを取ることを意識したいですね。
⑤考え方が柔軟
- 得 考え方が柔軟で人に押し付けない
- 損 思い込みが強く人に押しつける
「○○に違いない」、「絶対にこうだ」と思い込みが強く勝手に解釈してしまう人がいます。
「頭の回転が速い人」というのは、実は「頭がかたい人」だったりします。
事実だけをフラットに話しを聞きましょう。
先入観を押し付けず、なるべく柔軟な姿勢で受け入れましょう。
考え方が柔軟な人と話すのは、楽だしスムーズに会話が進みますね。
自分の中だけで決めつけるのはやめましょう!
⑥用件から話す
- 得 すぐに用件に入る
- 損 前置きが長い
前置きが長いと、結局何が言いたいか分からなくなります。
最初に用件が言えない理由としては、相手に話したいことが多すぎるからです。
とりあえず用件を一つに絞りましょう。
用件から話すと、ちゃんと話しを聞いてくれるようになります。
⑦まずは謝る
- 得 まず謝ってから理由を添える
- 損 言い訳ばかりして謝らない
言い訳というのは、意味のない行為です。
「なぜ、こんなことをしたんだ」と言われても、「すみません」とひたすら謝った方が得です。
とにかくコミュニケーションが円滑に進み、得をする方を選択しましょう。
まず謝れば、その後理由を聞いてもらえます。
⑧明るく振る舞う
- 得 叱られてもケロッとしている
- 損 ちょっと叱られるとすぐに落ち込む
仕事の一部を否定されただけで、自分の存在すべてを否定されたように落ち込む人がいます。
それでは、仕事が進まないし、誰も指摘してくれなくなり、成長できなくなります。
気持ちをすぐに切り替えて、明るく振る舞うことでみんなに愛される存在になりましょう。
これは、人によっては難しいですね。
気持ちを切り替えて、ポジティブでいることを心がけましょう!
⑨まわりへの感謝
- 得 まわりへの感謝を普段から口にする
- 損 自分だけの手柄のように自慢する
得する人は常に「他人」に意識が向いています。
だから、まわりを褒め称えることができます。
アスリートの真似をして、強気でビックマウスを言うのはやめましょう。
⑩大きな声
- 得 大きな声でポジティブなことを言う
- 損 小さい声でネガティブなことを言う
明るくて社交的な人が人間関係では得をします。
得したいなら、大きな声でハキハキと話しましょう。
ポジティブな発言や姿勢を身につけることで、好印象を与えることができます。
これは、ビジネスマンとしては基本的なことですね。
やはり、ネガティブな人よりはポジティブな人が好印象ですよね。
口コミ
最近伝えたつもりでも伝わっていないことが多いと感じていたので、自分の伝え方が悪いのだと思いました。
Amazonレビューより
感じ良く言い替える訓練をしていこうと思います。
まずは相手に信頼してもらうために相手の話を理解するように努めます。
本書を読んでいくと実際の自身の仕事仲間や友人の顔が思い浮かび、納得感があります。
Amazonレビューより
印象の良い人も悪い人もその通りだなと。
勉強になる一冊でした。
最近管理職に就き、部下をはじめ各所の役職者と話す機会が多くなり伝え方で損をする事が多く、言葉の重要性を痛感していたので読んでみました。
Amazonレビューより
が、浅い…。
職場、ビジネス編以外も浅い…。
全部できているとは言わないがそれとっくにやってますわ。っていう内容が多かったです。
まだ社会に出て間もないようなすごく若い方なら参考になるかもなという内容です。
- Amazonのレビューでは星3つ以上が約90%を占めるほど好評です。
- ベテランビジネスマンには内容が物足りないという意見も見られました。
まとめ
本書は普段の生活やビジネスの場における、会話のテクニックが分かりやすく書かれています。
要約では紹介できない会話例が数多く掲載してありますので、ぜひ手にとって一読ください。
asutaroでした。